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全国鳥類「越冬」分布調査

 全国鳥類繁殖分布調査では,繁殖期の鳥たちの様子を調べています。しかし,越冬期の鳥類の状況も変化していて,調べる必要があると考え「越冬分布調査」も立ち上げることにしました。



変化している冬の鳥たち

 先日,冬鳥のカシラダカが減少が顕著ということで絶滅危惧II類に選定されました。また,ツグミなども昔と比べて減少していると聞きます。反対におそらく温暖化により分布域が拡がっている冬鳥もいます。ミソサザイは環境省が行なっているモニタリングサイト1000の結果から,これまで道南から道央の太平洋側でしか越冬していなかったのが,道東でも越冬するようになるなど,越冬分布が拡がっていることが見えてきています。
 このように数も分布も大きく変化している冬鳥。繁殖分布だけでなく,越冬分布も明らかにしていく必要があるのではないでしょうか?





ミソサザイの分布の変化。がミソサザイが越冬期に記録された場所。環境省の第3回自然環境保全基礎調査とモニタリングサイト1000の結果に基づく。1988年には記録されていない道央・道東域での越冬が記録されるようになっている

越冬分布調査はじめます

 「まだ繁殖分布調査も途中なのに…」と思われるかもしれませんが,これだけ多くの野鳥観察者,研究者のネットワークができた機を逃すわけにはいきません。一気呵成。越冬分布調査も始めたいと思います。
 1980年代に環境省により行なわれた全国調査の情報がありますので,それと今回あつめる情報を比べたら多くの種の生息状況の変化が見えてくると思います。
 冬鳥の様子は年によって大きく変わります。毎年のように,今年は冬鳥が多いとか,少ないとか話題になります。実際,今年は東京の低地の林では例年はみられないアトリが観察されています。また,カラ類の混群のように,群れになっているものも多く,なわばりをもって万遍なく分布している繁殖期と違って,数回の調査でその生息数を明らかにすることは困難です。
 そこで,繁殖期の調査のようにセンサスはせずに,皆さんの普段の観察の情報をアンケート形式で収集します。

調査の方法


対象種 留鳥,漂鳥,冬鳥など,越冬するすべての鳥類
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対象期間 2016-2020年の越冬期
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送っていただく情報  . 観察場所,種,そしてその鳥が例年越冬している鳥なのか,稀に越冬しているのか
といった越冬状況(不明でもOK)。留鳥も含めた全種の情報をお送りください。
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情報の送信方法 Excelファイルで送っていただく方法とWEBフォームから送る方法があります。
 WEB: http://www.bird-atlas.jp/wba.html
 Excel: http://www.bird-atlas.jp/data/wba.xls

探鳥会の情報など,独自フォーマットの情報でも場所(緯度経度か住所)と日付があれば,データにできるので,そういったものがあれば,メールください(送付先:bbs@bird-research.jp)


ぜひ,越冬分布を明らかにする「越冬分布調査」にもご参加ください。

お問合せ先

183-0034 東京都府中市住吉町1-29-9
 バードリサーチ内 
 全国鳥類繁殖分布調査 事務局
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